

この本はインパクトがあった。なにがすごいか良いか、次の5つにまとめてみた。
生産活動を対象に、コスト改善をこのように広い視野から解説した本は他にないであろう。かといって高尚すぎず現場改善の参考にも十分使えるものとなっている。
しかし、知識だけがついてもなにも変わらない。重要なことはしくみを自社にあわせてカスタマイズし、プラスアルファを付け加え、そしてなによりも実践して効果を出すこと、そして継続して改善していく風土をつくることであり、実はここが難しい。
著者が、これほどトヨタ生産方式の真髄を記載したのも、それを実施することは容易ではなく、本式導入を図るには、結局はコンサルタントの支援が必須であると考えているためであろう。
(amazonの読者の書評より)

トヨタマンだった筆者が、トヨタに在籍しなければ分からないいろいろなことをストレートに書いていて、実にためになる素晴らしい本だと言える。
(amazonの読者の書評より)
![03 〈全図解〉トヨタ生産工場[生産管理・品質管理]のしくみ](images/publication/subtitle3.png)
トヨタ生産方式のコンサルティングを始めて、非常に驚いたことがあります。
それは多くのクライアントの工場が、トヨタがトヨタ生産方式に着手する以前の状態のままだったことです。
従って、私の最初の仕事は、トヨタが今のクライアントの状態から、いかにして現在のトヨタになっていったかを明確にして、クライアントに説明し理解させることでした。
ここで作った資料を、本書の「基礎編」としてまとめました。
しかし、私がトヨタへ入社した頃は、すでにトヨタ生産方式は確立されていましたので、この作業は大変でしたが、私自身にも非常に参考になりました。また、多くの読者にも非常に興味があるところだと思います。
次に「応用編」として、すでに出版した拙著に掲載できなった、トヨタ生産方式のより詳細で、高度な事項についてまとめました。これによりトヨタ生産方式の本質がより鮮明にご理解いただけると思います。
最後に「実践編」として、韓国や中国でのコンサルティング活動の生々しい実態の事例を掲載しました。
多くのトヨタOBが世界中で改善活動を行っていますが、その実態をまとめた本は今までありませんでした。ですからこの「実践編」は画期的な内容ではないかと思います。
(筆者コメント)